米FOXにて放送開始『The X-Files/X-ファイル』シーズン11👽撮影現場の裏側まとめ【微ネタバレあり】
- hang-out-van
- 2018年1月16日
- 読了時間: 9分
Photo from Facebook(@thexfilesonfox)
今月初めの1/3に、本国アメリカFOXにてプレミア放送となった、伝説の超常現象サスペンスドラマ『The X-Files/X-ファイル』シーズン11!
なんとその撮影がカナダ・バンクーバーで行われていたということで、ロケ地の詳細情報を含め、現場の様子を一挙にご紹介♪
今シーズンで、同ドラマシリーズ卒業を発表しているダナ・スカリー役のジリアン・アンダーソン。見納めとなってしまうかもしれない彼女の雄姿も見逃せない!!✨
『The X-Files/X-ファイル』とは?
「The X-Files/X-ファイル」は、米国で1993年にスタートしたTVシリーズ。異星人にまつわる政府の陰謀を縦軸に、超常現象、怪物、都市伝説などを横糸に、幅広いテーマを扱うSFミステリー。
主人公はFBI特別捜査官フォックス・モルダー(演: デイヴィッド・ドゥカヴニー)とダナ・スカリー(演: ジリアン・アンダーソン)。幼い頃に、妹が異星人に拉致された過去を持ち、X-ファイル課の仕事に没頭するモルダーと科学者でもあり、モルダーの意見や推論には、かなり懐疑的なスカリーという、相反する立場にあるふたりが協力して怪事件の真相を追うというスタイルの物語である。
引用: 20世紀FOX Japan
◆最新章シーズン11の見どころ
シーズン11公式トレーラーのキャッチコピーは『The TRUTH is closer than ever (真実は、かつてないほど近くに※独自翻訳)』。
シーズン10からの続編である今シーズンでは、モルダーとスカリーの息子であるウィリアムの存在が鍵となり、彼の行方を追い求めるというのが、主なストーリー展開の軸となっている模様。
病院で入院しているスカリー。超常現象にも遭遇し、脳波にも異常をきたしている彼女の口からは、「あれの始まりを見たの・・・」「モルダー、あなたは死んでしまう。わたしは助けることができなかったの。彼を探し出して止めないと。彼が地獄を地球に解き放つ前に。」と、まるで未来を予知しているかのような発言が。そして、モルダーを救うためには息子のウィリアムを探す必要があると口にします。
ところが、彼を探しているのはどうやら二人だけではない様子…。
モルダーとスカリーの上司でお馴染みのキャラクター、ウォルター・スキナー副長官(演: ミッチ・ピレッジ)も引き続き登場し、シガレットスモーキングマンと怪しげな会話をしています。何やら秘密を抱えている様子。果たして彼は味方なのか敵なのか?!
そして、人類を排除しようとする組織との対決やトレーラー後半で女性を襲う謎の生物の正体。と気になる部分は盛りだくさん!!
さらに今シリーズでは、映画『シックス・センス』で一躍有名となった元子役ハーレイ・ジョエル・オスメントがゲストで出演するそう!まだ明かされていないその役どころなどにも注目です!
こうなっていたのか!撮影の裏側&ロケ地情報
わたしも小さい頃から、親の影響で観る機会が多かったこの『X-ファイル』シリーズ。その撮影は、シーズン1~5にわたってと、6年ぶりのドラマ復活となった10と今回の11を、カナダ・バンクーバーで行っていたそうです!
そして去年の夏、8月頃からシーズン11の撮影は開始されました。
『X-ファイル』は、ドラマ公開前のネタバレなど、情報流出の防止に尽力していたらしく、それが理由でなのか、撮影が完了している現在まで、キャストがファンとグリーティングをしたという話はなかなか聞かれませんでした。
しかし、その分、キャスト自身の公式ツイッターやインスタグラムなどには、現場の様子やオフショットが頻繁にアップされていたので、今回はそれを中心にご紹介していきたいと思います✨
1, スカリーのカークラッシュ(交通事故)シーン
こちらは《事故に遭ったスカリーが車から救出される》といった場面の撮影風景。
ジリアン・アンダーソンの顔には、傷を再現した血のりのメイクがされています。
ジリアンの横で会話をしている白髪の男性は、『X-ファイル』シリーズの生みの親で、脚本・製作総指揮を務めるクリエイターのクリス・カーター氏。
親身になって演技のイメージを伝える姿が印象的です^^
長い付き合いとなる二人なら、さぞかし息ピッタリな撮影ができていることでしょう✨
★ロケ地★
バンクーバー・ダウンタウンより南に位置する、キツラノのWest 8thストリートにある郵便局前。
Canada Post:
Youtube(Celebrity WotNot)より
↑ロケ地、キツラノのWest 8thストリートにある郵便局
2, モルダーと奇妙な銅像
公式トレーラーの最後の方にも登場する、不思議な銅像に囲まれたモルダーのシーン。
このシーンを撮影した時の写真が、デイヴィッド・ドゥカバニー本人のインスタグラムにもアップされており、「今日はたくさんの共演者がいます…」というコメントが添えられていました。同じ銅像がたくさんいる異様な公園の雰囲気を、ユーモアたっぷりに伝えていますね^^
★ロケ地★
ダウンタウンのイングリッシュベイ付近、Denmanストリート沿いにある《Morton Park》という観光地としても有名な公園。
このインパクトのある銅像は『A-maze-ing Laughter』というパブリックアート。作者は中国人男性で、自身をモデルに"in a state of hysterical laughter(ヒステリックに笑った状態)"をイメージして作られた作品だそう。
この独特な存在感が『X-ファイル』の雰囲気にもピッタリです!
A-maze-ing Laughter | Vancouver Biennale:
↑デイヴィッド・ドゥカバニー(=フォックス・モルダー役)本人のインスタグラムにアップされたの撮影現場写真
↑演技をする真剣な表情と合間のリラックスした笑顔、どちらもステキなデイヴィッド・ドゥカバニー(=フォックス・モルダー役)
Youtube(Celebrity WotNot)より

↑ロケ地《Morton Park》のパブリックアート『A-maze-ing Laughter』
3, 敵組織の邸宅
トレーラーにもしばしば登場する、シガレット・スモーキング・マン(演:ウィリアム・ブルース・デイヴィス)の邸宅に乗り込むモルダーのシーン。
その中で、モルダーが窓の外から建物の中を覗き込むをカットがあるのですが、なんと、その場面をさらに外から見た様子がカメラに捉えられていました!
ちょっぴりシュールな感じがしますが、撮影現場のリアルな状況が伝わってきます✨
★ロケ地★
バンクーバーの名大学UBCの周辺エリアにある《Cecil Green Park House》という貸しイベント施設。普段は主に、結婚式場として利用されています。
Cecil Green Park House: http://cecilgreenpark.ubc.ca/
↑左: トレーラーのシーン、右: 演技中の様子
↑一人建物の外を歩くデイヴィッド・ドゥカバニー(=フォックス・モルダー役)
Photo from Facebook(@CecilGreenParkHouse)
↑ロケ地《Cecil Green Park House》の外観
そしてなんとこの日、現場を訪れていたとってもラッキーなファンの一人が、デイヴィッドと彼の愛犬ブリックくんと、一緒に写真を撮ってもらうことに成功したそう!✨
今シーズンの撮影中では貴重な、ファンとのツーショット写真となりました。
それにしても、俳優さんは撮影現場にペットを連れてきていることがあるんですね!デイヴィッドの愛犬家っぷりが伺えます🐶💛
↑デイヴィッド・ドゥカバニー(=フォックス・モルダー役)&愛犬ブリックくんの、ファン男性とのツーショット写真
4, 警察署にてお馴染みの3ショット
元々は図書館である建物を、ドラマ上の”Mid Lick Police”という警察署のセットに変えて撮影が行われていました。
建物の外では、車に乗ったモルダーとスカリーのシーンも撮影されていたようです。
ここでは、デイヴィッド・ドゥカバニーとジリアン・アンダーソンの二人に加え、ミッチ・ピレッジ(=ウォルター・スキナー副長官役)もセット入りしていたそう。
仲良くふざけ合うミッチとデイヴィッドの写真が、ミッチのツイッターにアップされていました♪
当時の詳細と写真はこちら(参照・翻訳ページ)
↓↓↓
★ロケ地★
バンクーバーから離れた南方の デルタ市にある《Ladner Pioneer Library》という図書館。
Fraser Valley Regional Library | Ladner Pioneer Library:
↑警察署のセットに変身した図書館の外観

Photo from atHomeInLadner.ca
↑ロケ地《Ladner Pioneer Library》の外観
5, ガソリンスタンドでの会話シーン
とあるガソリンスタンドで、ジリアン・アンダーソンとひとりの男性による、会話シーンの撮影が目撃されました。
ジリアンと演技をする相手役の男性は、同じ場所で、別日にデイヴィッド・ドゥカバニーが撮影を行ったシーンの中で、モルダーが来ている衣装と同じような服を着ていたんだそう。
おそらく、この青年はデイヴィッドの代役。
なぜ、わざわざ代役を使っていたのかというと、その日の夜、デイヴィッドは、自身が行う歌手活動でコンサートを開催する予定だったからなのだそうです!
一つのシーンでも、カットによって別々に撮影されていたりするんですね~!奥が深いです。
当時の詳細と写真はこちらから見られます(参照・翻訳ページ)
↓↓↓
★ロケ地★
ウエストバンクーバーのMarine Driveにある《Cypress Park Market》というコンビニエンスストア。
↑デイヴィッド・ドゥカバニー(=フォックス・モルダー役)がアップした現場の撮影風景
↑バンクーバーで行われたデイヴィッド・ドゥカバニーのコンサートの様子
6, 幻想的な教会
ジリアン・アンダーソンのインスタグラムにアップされた、教会内での撮影オフショット。美しいステンドグラスを背景に、デイヴィッド・ドゥカバニーがスマホを操作する姿が写っています。
撮影シーンの詳細は不明。いったいどんなシーンが撮られたのでしょうか~^^
★ロケ地★
バンクーバーのダウンタウン、Burrardストリートにある《St. Andrew's Wesley United Church》という教会。
St. Andrew's Wesley United Church: http://standrewswesley.com/
↑St. Andrew's-Wesley United Church(外観と礼拝堂)
7, まさに”X-ファイル”な森
今回も、SFサスペンスチックな雰囲気漂う、森林での撮影が行われたようです!
デイヴィッド・ドゥカバニーも自身のインスタグラムで夜の森の写真を載せ「ん~、X-ファイルみたいだ」と言っています^^
また、同じ現場で撮られた写真がもう一枚アップされており、そこにはセットの板の上に立つジリアン・アンダーソンの姿が。そしてコメントには「正式認定...史上最長のジリーボード!」とのひとことが添えられています。
いったいこの写真は何なのかというと、身長の低いジリアン・アンダーソンのための使われる、通称”ジリーボード”や"スカリーボックス"と呼ばれる踏み台があり、それを茶化して撮られたもの!
この台は、ジリアンが共演者と並んで撮るシーンに使われ、これがないとジリアンの顔はデイヴィッドの胸辺りに来てしまうんだとか。それはそれでカワイイです💛
★ロケ地★
ノースバンクーバーにある《Lynn Canyon》という渓谷。鬱蒼とした森林地帯でありながら、街からは近い場所にあり、公園やトレイル、吊り橋なんかもある人気の観光スポットです。
Lynn Canyon Park | Lynn Canyon Suspension Bridge:
↑今回の撮影でのジリアン・アンダーソン(=ダナ・スカリー役)と”ジリーボード”
Photo from Facebook(@lynncanyonpark)
【撮影現場マップ】

↑バンクーバー一帯の地図《撮影現場(★マーク)》

↑バンクーバーより南方のデルタ市・ラドナーの地図《撮影現場(★マーク)》
いかがでしたでしょうか?
カナダ・バンクーバーには、こんなにも『X-ファイル』の雰囲気が出せるところがあったんですね...!
キャストたちの様子も、ドラマで見るのとは一味違って、演技を模索する真剣な表情と素の時間のリラックスした笑顔、ONとOFFの両方が見られて新鮮でした~。
今回の写真だけでも、撮影現場の雰囲気の良さが伝わってきます^^
仕上がりのシーンがどのようになっているのか、ぜひ放送を見てチェックしてみてくださいね✨
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
よろしければ、下のボタンクリックでブログの応援をお願いします♥(´∀`人)
Comments